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『 薔薇と十字架』八十八祭の御神体の公開

『 薔薇と十字架』八十八祭の御神体の公開

私たち(穂積神道と穂積レイン)は7.22.2025「マグダラのマリアの宴の日」に、烏(統治王キリストの男系)と鳩(祭祀王マリアの女系)の悠久の時を経ての再会を祝う「八十八祭(ハトハマツリ)を、物部氏が千年以上も守ってきた京都の艮の鬼門に坐す花背三輪神社で行わせていただきました。

私たち穂積家は八咫烏の裏天皇家、すなわち日本で自ら身を隠した皇統の宮でもありますが、三輪神社に祀られる大物主(大いなる物部の主)の真の姿である我が先祖の饒速日命もまたキリスト族の皇であったと理解しています。

この花背三輪神社の御神体は八咫鏡と十戒の石版の両方を表す真っ二つに割れた「夫婦の鏡石」ですが、長らく塀の中に隠れていました。それが2018年、大きな台風の際に御神体の元から生えてその目印だった夫婦の大杉が倒れ社が倒壊することによって姿が露わになりました。

私たちは祭りの準備の時に、直感的に導かれ、薔薇の花束と、倒壊した社の跡から出てきた十字架の形をした柱を夫婦の大杉の切り株の上に一日だけ祀ることにしました。

その景色は私たちにとって非常にショッキングでした。私たちは長い旅を経てー神道はカナダから、レインは英国からー人類のルーツを追って二年半前に日本に辿り着きましたが、切り株の上に立った薔薇と十字架を見て、その昔、同じく国を追われ、砂漠を海を山を川を越えてこの極東の地に辿りついた自分たちの先祖様たちを思い咽び泣きました。

今Youtubeなどで、日本人が古代中近東から渡来してきた秘密の歴史を持っていてそれが「世界平和」に繋がっていくという話題が沸騰していますが、その中で「日本人は予言された救世主だ」などともよく言われています。私たちはこれはあながち嘘ではなく自虐史観を持っている日本人を鼓舞するために有効なものだと感じていました。しかしその他に大事なのは、その命をかけた長い旅を経て、またそのオリジンの真実を長い間封印してきて溜めこんできた気持ちを感じることではないかと思っています。

私たちの生活してきた日本の外の世界は、自分たちの土地を奪われた、故郷を追われた、土地とのつながりの歴史を消された人たちでいっぱいです。日本人がこの人類の危機の時代において世界の人たちの架け橋となるのなら、エンタメという意味での秘密の歴史の開示だけでなく、まず私たちの体の奥底に眠っている、今まで苦しい道のり先祖様の心を受け取り、感じることが大事ではないでしょうか?

日本人が「特別」だとしてもこの抱えてきた悲しみなどは世界の人と共有できるはずのものです。正直ながら今日本で広がっている「世界平和」や「開示」などの活動にはその「心」の部分が欠落しているように感じるようになりました。

もしかしてこれは開示の過程の中で日本人をまず元気づけることから始めるためにあえて重いモノを敬遠していた傾向があったからの現象かもしれません。しかしこれから日本が本当に世界へ働きかけるのならその心の部分が備わっていなければ「日本から世界が変わる」という考えは日本を孤立させるただの嫌味にしかなりかねません。

なのでこれから、2025年も終わりに近づくにあたって、日本のムーブメントは心の部分が一番大事になるかと思います。

なのでその心の拠り所になればと、本来ならもう少し長く伏せておくつもりでしたが、今日から「デジタルの御神体」として封印してきた八十八祭の記録写真を公開することにしました。

これを機にまた一段と精進して日本と世界を結ぶ活動をしていきたいと決心しております。

ありがとうございます。

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